普遍教育実践講座第253回「橋下知事へ直訴(最終回)」

子どもたちが自ら、善や正しいことを正しいと判断出来る教育を始めてもらいたい。大人が真に正しいことを判断し実践していないから、当然子供たちには分かるわけがない。その子供たちが大人になって同じ事を繰り返す。今の政治家たちの言行動は茶番劇であり、全く責務感がない。

また、 これまでの教育者たちは何をしてきたのか? そこには深い考えを模索した痕跡がなく、全く無能である。物事や現象が錯綜(さくそう)し、何が正しく何が間違いかをより分ける能力を持たない国民と政治。とんでもない日本になってしまったものである。

山積みとある目に見えない間違い。心ある者が責めを受ける社会。例えば、涙して無心を頼んだ者が、5年間放置し、返金を要求されると「貸した者が悪い」と言って居直る始末。また、E博士は化学調味料や香水に敏感に反応する。ずいぶん周囲から変わっていると思われたようだ。しかし、本当におかしいのは人工的なものになじみ何の反応もしない私たちの方である。

我が家の動物たちも同じように化学的なものは受け付けない。私達の身体が無理をして化学食品を受け入れているだけだ。自然に近づく食を追求するべきなのに、毒のような添加物を多量に混入し、おいしさを追求しているのが現状である。だから壮年期になると、種々の病気となって現れる。

反して、E博士の身体は、自然を維持しようと頑張っている事になる。人間が極悪な環境汚染を止めず自然破壊を発生させ、自然の中に食べ物を求められない動物たちは、市街地に食を求めて出没する。それを悪者が現れたように殺す。間違いは人間の方にあるにもかかわらず。こんな簡単なことも分からない国である。

彼らは自然の恵みしか頼れない存在である。その自然を人間が、どんどん消滅させている。他の生物を死滅させるのは自分達の死滅を意味する。世界人口が90億になろうとしている。そこで、少子化だと言って子供を産ませようとする。視野の狭い政策である。私たちは地球という船に乗っている。群雄割拠の時代は昔に終わった。

子供を増やし財源を得る前に世界が滅びるだろう。教育が向き合う相手は、隣国でも中東でも無い。創造者である重力だ。そこに対峙(たいじ)しなければ、人間だけが使命とする教育の道は開けず、世界が右往左往し滅びるであろう。

繰り返すが、この道に沿った教育を実施すれば地上にある全ての問題が解決することは必至である。このシリーズで述べた「である」調の無礼を知事にお詫びしたい。と、同時に心から教育革命をお願いしたい。

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